2017年 05月 26日
音楽制作とデザインの共通点
高校卒業後はデザインの学校に通っていました。VJになりたくて。だから多少のデザインはできます。最近久しぶりにジャケを作ってて思った事。音楽に共通する点がけっこうあるんだなって。
1.まずは大雑把にパーツをつくる。プリセットでもいい、ロゴでもいい、とにかく並べる。全体のバランスを見る前にひとつのパーツを作り込んでも無駄になる場合があるから簡単でいい。後でいくらでも修正できる。
2.パーツがそろったら組み合わせてバランスを調整していく。EQしたり、色をつけたり。合体は接着剤より「のり」のほうがいいかも。仮止めで。
3.基本的にひたすら1と2の繰り返し。トラックやオブジェクトがどんどん増えていく。苦労して作ったパーツがプロジェクトに合わなかったら思い切って消すのも勇気。
4.全体が見えてきたら細かい調整。アレンジだったり、オブジェクトの変形だったり。仮止めを外して作り込む。多数あるドラムセットや文字列など、似た系統をグループにまとめると頭の中で整理しやすい。
5.書き出し。複数のパーツをひとつにまとめる。ステムにしたり、レイヤーの統合にしたり。接着することになるからいけそうだなって段階に入ったら。
6.プレビューする。iPhoneや車で聴いたり、プリントアウトしてモニターと違う光で見てみる。違和感あったら3に戻るのも勇気。
7.仕上げる。マスタリングしたり、JPEGにしたり。場合によっては6に戻って再確認する。
以上の行程が音楽制作にもデザインにも共通するって感じました。
PS 夏の作品集が納品できたのと、オーダー返事待ちの合間で久しぶりに余裕ができました。今日書いたことを活用して、趣味でCMスポット的なムービー作成しました。近日紹介します。
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by rkdj
| 2017-05-26 19:32
| Tetsushi Hiroyama