【1和音】制作日記【実験】

ドラム(キック、ハット、スネア、etc)、ベース、ギター、キーボード、歌、
さまざまな音が混ざり合い、音楽が構成されます。
あえてそのルールを破り、最大同時発音数「1」の曲をつくってみました。

聴く→ https://soundcloud.com/rakuen-records/one-waon-orionbeats?in=rakuen-records/sets/waep2-preview-orionbeats

1和音

複数のパートが同時に発音できない状態。
一人で片手だけで演奏するイメージ。
映画で例えるとアーティスト(ラストシーン除く)。
画家で例えるとズジスワフ・ベクシンスキー(彩色除く)。
料理で例えるとサラダ(ドレッシング除く)。
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プロジェクトの全体図

試した事

一つの音になるべく高中低すべての音域が出るように調整。
特長のある音色は頭に残りやすいので、上手く使ってあるべき場所にゴーストで響かす。
一つのメロディーに、複数の音色を時間差で使い分け、多重演奏を錯覚させる。
音の波形を途中で切ったとき、切り方によってはノイズが生じる。
それを活かしてハットの代わりに使う。

同時に発音しているように聴こえるテクニック

ハットの裏打ちなど、32〜64分音符で細かくずらして配置することにより、
欲しいところに置けて、かつスイング感も出せる。
シンセにノイズオシレーターを足してスネアが同時に鳴っているように聴かせる。
キックの後のスネア、スネアの後のベースの後のキック、
空気の混ざりや耳に届くまでの時間で響きが変わってくる。
ここまでくると、ノリとテンションを頼りに、ひたすら組み合わせを試す。
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プロジェクトの拡大図

結果

音が混ざっていないから、逆相になりづらく、よりクリアに聴こえる。
限られた縦軸での試行錯誤は、音符の使い方、音の鳴らし方を再認識させてくれる。

発売

今作も「和」をテーマにしています。実験は新たな音楽を生みます。
この曲を含む「WAEP2」は9月リリース予定しています。

発売中
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ORIONBEATS / WAEP
1. Gaijin Minyo
2. Japanese People
http://www.rakuen-records.com/rakuen/discography/waep/

てつし
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by rkdj | 2016-08-19 22:11 | Tetsushi Hiroyama

RYUKYUDISKO「島国根性」
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